trip_essay’s blog

旅行先で起こった面白おかしかった出来事を記録しています。

山寺&銀山温泉の欲張り日帰り旅行記

山形に滞在中の話Part2

 

 

最後の休みだから絶対に悔いは残したくない、

次山形に来るのなんていつになるかわからない。

 

という事で友人たちと話し合った末に、1日の休みで山寺と銀山温泉の両方に行くという強行突破をする事になりました。(おすすめはしない)

 

 

というのも、その前の休みの日に山寺に行く予定を立てていたのですが、たどり着いたときには営業時間が終了していて上に登ることが出来なかったのです…。

 

ショッキング過ぎて今回リベンジをする事に。

 

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早起きをして開館時間に合わせて山寺駅に到着。

無事にスタートラインにつくことが出来ました。

 

ここからはとにかく階段を登る。ひたすら登る。

1000段ほどあるようなのですが、360度どこを見ても絶景でマイナスイオンを浴びながら頂上に向かいます。

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階段のスタート地点付近に煩悩をなくす階段があったので、なくなれーって願いながら登りました。

 

その後、楽天セールであれこれ物色してしまったので残念ながら効果は無かった。

 

 

1月の山形はほとんど曇りか雪状態だったのですが、この日は奇跡的に晴天で気温も温かかったです。(4度)

 

樹々に積もっていた雪がはらはらと降って来て、陽の光に当たった時にキラキラと宝石のように輝くのです。

とても美しい景色でした。

 

たまに滑りやすくなっている所はあるものの、スノーブーツを履いていれば問題なく登れるレベルでバッシャバッシャ撮りながら階段を登りました。

ちなみに冬の山寺はスノーブーツか長靴は必須です。

受付の所で借りることもできますがマイシューズで行く方が疲れにくいと思います。

 

 

話を戻して、頑張って登った分実際に見た景色は絶景で本当に素晴らしかったです。

白く覆われた山々、山のふもとには集落があり、これぞ日本の原風景。

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しっかりとこの目に焼き付けて、さあ下山しようと気合を入れました。

突然屋根の上に積もっていた大量の雪が私に降りかかってきました。

 

まるで滝行のようにどばー-------っと。

帽子やマフラーを通り越して服の中まで雪が入り込んできて超冷たいのなんの。

 

たまたま近くにいた外国人の笑いになれて光栄です。

 

 

 

はい、気を取り直して銀山温泉に到着。

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蕎麦屋「伊豆の華」でお昼を食べて、お土産ショップを覗いたりしつつ、足湯に入ったり日帰り銀山温泉を満喫してさあ帰ろうとした時にハプニング発生!!Warning!!

 

立ち上がった瞬間にポケットからスマホがポロッと落ちて画面が地面とこんにちは。

スマホがバッキバキになったの。

 

さらにそのスマホを拾おうとした友達のポケットから、スマホがポロッと川に落ちたの!!

真冬の山形の川に!!

 

 

一瞬にしてスマホが2台犠牲になられた。

 

スマホに自我が芽生えたんかと思った。

 

 

私たちで必死に柵から身を乗り出して手を伸ばしたり持っていた傘を伸ばしたり、近くの宿から長靴やら雪かきシャベルやらをお借りして手を伸ばすも届かない。(良い子はマネしないでね)

 

いつの間にか周りに人だかりができていてちょっとした騒ぎになっていました。

もはやスマホを落としたショックより羞恥心の方が大きいわby友人

 

 

どう頑張ってもあと少し届かないからもう川に入るしかないかな、と話している時に救世主が現れたのです。

さらっと登場してさらっと拾ってくれた青年。

スマホが救出された時に自然と周りから拍手が沸き起こりました。パチパチパチ

 

マジでかっこよかった。

 

 

いつかまた同じ現場に遭遇した時に、私が颯爽と現れるヒーローになるべく今日からイメトレしておきます。(確率低すぎ)

 

 

p.s.二台のスマホは無事に画面が付いたのでハッピーエンド